社員のアイデアを形に!精密機械加工メーカーが、アルミとレジンを組み合わせた初のオリジナルデザイン時計を開発        ー諏訪圏工業メッセで展示(10月19日~21日開催)ー

株式会社鬨一精機(ときいちせいき|本社:長野県松本市、代表:近藤毅幸)は、自社の若手社員によるプロジェクトチームが開発した、アルミとレジン(エポキシ樹脂素材)を組み合わせた初のオリジナルデザイン時計(メタルレジンクロック・仮)を10月19日から開催される「諏訪圏工業メッセ」で発表します。
精密機械加工メーカーである自社の強みを生かしながら、モダンでスタイリッシュなデザインとなるようレジンで着色。「人々の幸せを削り出せ(Make happy with creative work)」を社是とする鬨一精機の、新事業の可能性とモノづくりの姿勢をこの時計に込めています。

■名称:メタルレジンクロック(仮)

■壁掛け式時計

■素材:アルミ+レジン(エポキシ樹脂)

■直径:30cm

■色調はモダンなモンドリアン風(左)と

スタイリッシュなグラデーション風(右)

  • 商品開発の背景(社長の思い

株式会社鬨一精機は、産業用機械の部品となる金属製品(素材は鉄・ステンレス・アルミ・鋳物など)の研削や  切削加工を行う会社です。(ホームページ:https://www.tokiichi.com/

そのため、一般の方々に自社の事業価値のアピールをすることが難しく、働く社員たちもお客様の笑顔にじかに触れる機会がほとんどありませんでした。

鬨一精機は、「人々の幸せを削り出せ(Make happy with creative work)」を社是とする会社です。社員にモノづくりの楽しさや喜びを体感して欲しい。幅広い皆さまに、鬨一精機が生み出す価値をお伝えしたい。そんな社長・近藤毅幸の思いから、若手社員を中心とした組織横断的なプロジェクトチームが発足。一般の方向けの商品開発へのチャレンジがスタートしました。

自社の強みは、精度高く、アルミなどの金属を削り出す技術です。その技術に加え、新規性やクリエイティブな感性を取り入れるため、レジンテーブルなどで使用されている樹脂素材・レジンに注目。その2つをかけ合わせたオリジナルデザインの壁掛け時計を開発しました。

  • 商品開発の成果(社員の思い)

開発に要した期間は、約6か月。プロジェクトの発足から何度も開催したアイデア会議。これまで触れたことがなかったレジンの使用テスト。さらに試作品の開発や現業とのスケジュール調整など、取り組むすべてが試行錯誤の連続でした。

メンバー最年長の社員・山本は、「この取り組みによってメンバーに培われたのは、『まずは試してみる』という精神です」と語ります。また、自分たちのアイデアが形にできるという喜びは、仕事をする中でこれまで味わったことがない感情ですとも話します。

「アルミの削り出し」だから出せる質感とかっこよさ、高い研磨技術によって実現した滑らかな表面加工などにこだわりました。色調は、モダンな印象のあるモンドリアン風、そしてスタイリッシュな印象のグラデーション風の2種を製作。着色はレジンを活用しました。

アルミとレジンの組み合わせは、今までにない新しさとインパクトがあり、クリエイティブで上質な感性を好むお客様の期待に応えられる仕上がりとなっています。

今回開発した商品は、2023年10月19日~21日に開催される「諏訪圏工業メッセ」の鬨一精機のブースで展示いたいます。

ぜひ会場に足をお運びいただき、鬨一精機の新しいチャレンジに触れていただけましたら幸いです。

  • 諏訪圏工業メッセの情報

■開催日時:10月19日(木)~10月21日(土)9:30~16:30(最終日16:00終了)

■出展展示会場:①岡谷市民総合体育館(岡谷市南宮3-2-1)、②テクノプラザおかや

(岡谷市本町1-1-1)

※株式会社鬨一精機のブースは、岡谷市民総合体育館・西体育館「025」となります。

■諏訪圏工業メッセのホームページ:https://suwamesse.jp/