<阪神・淡路大震災から25年>災害時に強い『電気を使わない自動ドア』を採用したカフェがオープン! 1995年1月17日から25年。京都初『停電時でも閉じ込めが起こらない自動ドア』を採用したカフェが、2020年2月にオープンします。

京都乙訓エリアで住まいに関するサービスを提供する、株式会社リヴ(本社:京都府向日市寺戸町七ノ坪141、代表取締役:波夛野賢)は、本社1Fをリニューアルし、2020年2月初旬に京都初の『電気を使わない自動ドア』を採用したカフェをオープンします。ドアは踏み板を利用したもので、災害時や停電時にも安心して使えます。

1995年1月17日午前5時46分、突如関西の人々を襲った阪神・淡路大震災はマグニチュード7.3、観測史上初の震度7を記録する大地震でした。大都市直下で起きたこの地震は通信、電気、ガス、水道など生活を支えるライフラインにも甚大な被害を与え、地震直後には阪神地域を中心に約260万戸が停電する事態となりました。2019年の台風15号・19号による大規模な停電も記憶に新しく、通電の止まった自動ドアによる閉じ込めも発生しました。

阪神・淡路大震災からちょうと25年経った今、リヴは被災された方々への思い、そして安心安全な建物の重要性を再認識するとともに、地域の方々のインフラでありたいとの思いから、2019年2月上旬に『電気を使わない自動ドア』を採用した地域のコミュニティ・カフェをオープンすることになりました。

<電気を使わない自動ドア『ミーモ』>
株式会社福島エコロジカル(福島県郡山市富久山町久保田字前田81、代表取締役:中野孝一)が開発し、2012年度経済産業大臣賞を受賞。電気を使わず体重で動作する自動ドアは①強制的な開閉力を持たず、挟まれ事故が起きにくい。②停電に関係なく自動ドアとして機能する。③水回りであっても漏電はない。④モータ、センサーがなく消費電力ゼロ(CO2発生ゼロ)⑤電磁波を出さず病院などでも使用できる。⑥メンテナンスフリーである。など、環境や人に優しい自動ドアです。

電動自動ドアの場合災害発生時の停電の影響をうけ狭い室内に閉じ込められるおそれがあります。電気を使わない自動ドア「ミーモ」は、荷重によりドアが自動開閉し停電の影響を全くうけないため、災害時防災拠点施設としての機能を持たせて災害の影響を最小限におさえる取組みをおこなっている地方自治体に最も多く採用されています。