専門の枠を超えて現場の課題を“画像とコメントで共有”する 「evaGraphy」特設サイトを期間限定で完全公開 【新型コロナの次の波から守る】
特定非営利活動法人まもるをまもる(所在地:京都市下京区、共同代表:西垣 孝行・大浦イッセイ、以下、「まもるをまもる」)は、新型コロナウィルスの次の波へ備え、専門の枠を超えて現場の課題やニーズを“画像とコメントで共有”し、課題解決を促進するプラットフォーム「evaGraphy(エヴァグラフィー)」[※経済産業省 近畿経済産業局「令和元年度中小企業知的財産活動支援事業費補助金採択事業]の特設サイトを完全公開しました。テスト期間の限定公開を経て、企業と医療従事者などの協業で課題解決を促進させるよう、本日より期間は今年12月までを予定しています。
まもるをまもるは、国立循環器病研究センターなどにおいて17年間、臨床業務に従事した臨床工学士である代表と、医療界と産業界のギャップや人それぞれのバイアスを取り除くことで、命をまもる人を守りたい、という想いに賛同したインダストリアルデザイナーなどが中心になって設立。4月のイベントでは、コロナ禍の医療現場の大きなストレスや切迫した状況の生の声を聞いて、16のアイデアを創出しました。また、evaGraphy上の特設サイトに、テスト期間の3ヶ月間で100人以上の利用者が集まっています。
医療現場や生活環境などにおける違和感や課題に関する画像とコメントを共有するにとどまらず、解決のためのアイデアを出し合い、課題解決のための製品・サービスを具現化します。今年、開催したニーズソンをきっかけに、参加者が飛沫を防ぐ飛散防止シールドを地域の病院に納品したケースなどがあります。
医療を中心に他の多様な職種の参加者が、現場の課題を解決するために連携するWebプラットフォームです。医療現場における医療機器・人・環境・サービスなどに対して、“言葉だけでは伝わりにくい”違和感や課題を写真に撮り可視化・共有できることが特徴です。感染に関する写真を1枚1枚集めてアイガードが生まれたことをきっかけに、簡単に画像とコメントを共有できるよう、まもるをまもるが独自に企画開発しました。
【特定非営利活動法人まもるをまもるについて】
臨床工学士とインダストリアルデザイナーなどが中心になって、立ち上げた組織です。
私たちの命をまもってくれている方々を、みんなでまもるための新しいしくみを創る活動を展開。企業との連携、ならびに医療とデザインという強みを活かし、命をまもる現場の課題と向き合い、医療機関や介護施設で働く方々だけでなく、家族や社員の命をまもるすべての方々を支援しています。
※経済産業省 近畿経済産業局「令和元年度中小企業知的財産活動支援事業費補助金(地域中小企業知的財産支援力強化事業)」採択事業。特許庁の主な取組事例に選ばれ、ホームページなどに掲載
※『バグトリデザイン 事例で学ぶ「行為のデザイン」思考』村田智明著(朝日新聞出版)に事例として掲載
・共同代表:西垣 孝行 大浦イッセイ
・設立:2018年11月19日
・所在地:京都市下京区中堂寺南町134番地 公益財団法人京都高度技術研究所8F8D05