ホストが舞う、日本舞踊——異色の融合再び!「『好色一代男』 日本舞踊 山村流 舞ざらえ」第2回公演決定 歌舞伎町から伝統芸能を発信——ホストたちが魅せる“現代の粋”とは

このたび、Smappa!Groupは、「『 好色一代男』日本舞踊 山村流 舞ざらえ」第2回を2025年11月11日(火)〜11月16日(日)に新宿歌舞伎町能舞台にて開催いたします。本企画は、歌舞伎町の男衆の日本舞踊グループ「好色一代男」の日頃の稽古のおさらい会です。2025年5月に初開催し、大きな反響を呼びました。 第2回となる今回は、新メンバーを迎え、さらに磨きをかけた舞をお届けします。

日本舞踊で魅せるホストの新しい在り方

上方舞山村流師範・山村若静紀の指導のもと、歌舞伎町の男衆によるおさらい会

「『好色一代男』 日本舞踊 山村流 舞ざらえ」第2回を2025年11月11日(火)~11月16日(日)に開催します。6日間ノンストップです。

2024年6月から、山村若静紀先生のもと日本舞踊のお稽古をはじめたSmappa!Groupのホストたち。約1年半、欠かさず毎週、稽古に励んでいます。

この取り組みは「かつて歌舞伎座を誘致する予定だった歌舞伎町において、花街の文化、ひいては伝統芸能、そして日本文化を嗜みとして一緒に楽しめるような存在になることが、ホストのひとつのあり方であり、役割である」という、Smappa!Group会長の手塚マキの想いからはじまりました。

2025年春には、はじめてのおさらい会を開催。好評を博しました。それから半年がたち、歌舞伎町男衆の舞が再び新宿歌舞伎町能舞台に花を咲かせます。さらに稽古を重ね、新メンバーも加入し、好色一代男の新たな章の幕開けです。どうぞお楽しみください。

近世文学の金字塔『好色一代男』×「歌舞伎町ホスト」が作り出すひととき―

井原西鶴の小説処女作で、浮世草子の創始『好色一代男』(1682年)。

光源氏に並ぶ日本文学史上最大のプレイボーイと称される浮世之介の一代記で、『源氏物語』や『伊勢物語』を模しながら、雅俗を入り混じらせ、好き者の生き様を描いています。

 

歌舞伎町にも、世之介よろしく、粋人な男衆がいます。

男衆は、より風流を会得するべく、上方舞山村流師範・山村若静紀の指導のもと、上方舞の稽古に励んでいます。

 

上方舞は、上方(関西地方)で生まれ発展した日本舞踊で、お座敷でほこりをたてないよう抑制された動きが特徴で、とりわけ心情を表現することに長けた「舞」です。「地唄」に振りをつけて舞われた「地唄舞」をはじめ、能からつくられた「本行物」、恋をテーマにした「艶物」、動物などが主人公の「滑稽物」などさまざまな種類があります。

 

今回も各々が日頃の稽古の成果を携え、独りで、みんなで、歌舞伎町の能舞台に舞います。
どうぞ、歌舞伎町の男衆「好色一代男」の舞ざらえをあたたかく見守りながら、浮世を離れたひとときをごゆるりとお楽しみください。


出演:手塚マキ/大崎愛海/武尊/亜樹/空条承太郎/光希/ぴぃぽくん。/唄/天尊/陽糸/紫龍/せーじ/龍士(総勢13名)

 


山村若静紀(上方舞山村流師範)より

歌舞伎を誘致するはずだった芸能の聖地・歌舞伎町で、こうして日本舞踊のおさらい会を開けることを本当に嬉しく思います。
皆さん、とても熱心にお稽古されています。ぜひ研鑽の成果をご覧になってください。

山村若静紀 公式HP

https://wakashizuki.jp/


公演情報

タイトル:『好色一代男』 日本舞踊 山村流 舞ざらえ 第2回

日程:2025年11月11日(火)〜11月16日(日) ※6日間

時間:開場 18:30/開演 19:00(約75分予定)

会場:新宿歌舞伎町能舞台(東京都新宿区歌舞伎町2丁目9−18 ライオンズプラザ新宿 2 階 )

アクセス:東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線新宿三丁目駅E1出口より徒歩3分、西武新宿線西武新宿駅北口より徒歩8分

料金:1,500円(事前予約制、当日支払い、現金のみ)

 

 


なぜ日本舞踊なのか

Smappa!Groupは福利厚生として、新宿歌舞伎町能舞台にて毎週、上方舞山村流師範・山村若静紀による日本舞踊のお稽古を行っています。

「刹那的に遊ぶ場所だけではなく、文化を創出し根付かせる場所を歌舞伎町に創り、育てたい」「キャストの感性の幅を広げたい」そんなSmappa!Group会長・手塚マキの想いに、山村若静紀先生に共感・共鳴いただき日本舞踊のお稽古がはじまりました。

Smappa!Groupは、「新宿歌舞伎町春画展」(2025年7月26日~10月5日 来場者1万人超)、ホスト歌会・文化系ホストクラブ(読書会)など、日本文化・芸術を軸とした活動を継続的に展開中です。


第一回公演、稽古の様子