新潟県燕三条・だしがテーマの食の複合施設 「ON THE UMAMI TSUBAME SANJO PORT」にて 『しぼりたて蜜芋モンブラン』提供開始! だし屋が農業へ参入!?遊休農地活用の自社農園栽培サツマイモでSDGsに貢献!

だしパックの製造販売を行う株式会社フタバ(代表取締役社長:江口 晃)が展開する、食の複合施設「ON THE UMAMI TSUBAME SANJO PORT」は併設のカフェにて、燕市内の遊休農地を利活用した自社農園で育てたサツマイモ使用のスイーツ「しぼりたて蜜芋モンブラン」

ON THE UMAMI TSUBAME SANJO PORT:しぼりたて蜜芋モンブラン

https://www.on-the-umami.com/tsubamesanjo-port/

■砂糖不使用でも、とっても甘い!追熟した自社農園のサツマイモを使ったモンブラン!

「ON THE UMAMI TSUBAME SANJO PORT」は、だしがテーマの複合施設です。2022年10月にオープンを迎えて以来、多くのお客様にご来訪いただいております。

メインコンテンツとしてご用意した、施設内併設のカフェ「ごはんとだし umamito cafe」では、体にやさしいお出汁をたっぷり使用したランチをご用意しており、燕三条の新たな憩いのスポットとしてご好評いただいております。

この度発売する新商品「しぼりたて蜜芋モンブラン」は、ランチだけでなく、カフェメニューとして、お寛ぎの時間にもお楽しみいただける商品を目指して自社農園のサツマイモが寒さにより甘みが増し、追熟したこの時期に開発しました。

豆乳入り自家製スポンジケーキとメレンゲを土台として、その上に自社で焼いた芋を加工し蜜芋になったものを丁寧に裏漉しした紅はるかとカスタードクリームを合わせた「特製蜜芋ペースト」と、紅はるかを練り込んだホイップクリーム、砂糖を使わずシルクスイートの甘みだけで仕上げたモンブランクリームを重ねています。多層仕立てにすることで、味の変化を感じられるようにしております。

ご注文をいただいてから、一つずつ手づくりするので、しぼりたてならではの絹の糸のようなふわふわとしたモンブランの食感をお楽しみいただけます。

仕上げには表面をパリッとブリュレした、ダイス状の濃密な味わいの焼き芋を散らし、食感のアクセントとなるよう工夫しました。多層仕立てで見た目だけでなく断面も美しい、ボリュームたっぷりの絞りたてお芋モンブランです。

■だし屋が育てたさつまいもでSDGsに貢献!?農業へ参入した経緯

当社では、高品質のだしをお客様にご提供したいという想いで、全国各地から最良の魚介類を調達し、だしを製造しております。

しかし本物の素材にこだわる一方で、地球環境の変化や人口の増加による消費拡大に伴い、だしの原料となる水産資源は枯渇しつつあるという課題もございます。

国連が提唱する、持続可能な開発目標(SDGs)の中にも、「海の豊かさを守ろう」と示されている通り、水産資源を活用する企業にはそれらを保全し、持続可能な形で活用する責務があると考えております。

そのような経緯から、当社ではアクアポニックスの取り組みを新たに始めました。アクアポニックスとは、水産養殖の「Aquaculture」と、水耕栽培の「Hydroponics」をかけ合わせた造語で、魚と植物を同じシステムで育てる、新しい農業のスタイルのことを指します。魚の排泄物を微生物が分解し、植物が栄養として吸収・浄化された水が再び魚が育つ水槽に循環するという、生産性と環境への配慮が両立できるシステムです。

水産資源を消費するだけであった従前の立場から、資源を守り育て、持続的に活用するという、世界の潮流に沿った企業を目指すためのファーストステップとして、アクアポニックスにより可能となった、魚介類の養殖および、副産物の野菜の活用に引き続き取り組んでいます。しぼりたて蜜芋モンブランのトッピングに使用する、エディブルフラワーはアクアポニックスで育てています。

また、モンブランに使用するサツマイモは、燕市の遊休農地を活用し育てた紅はるかとシルクスイートを使用しています。畑には、鰹節を製造する過程で端材となった節の粉を肥料としてすきこんでいるので、良質な土壌となり、甘くて質の高いサツマイモが栽培できます。

フタバでは、美味しく、地域と共生した食づくりをこれからも進めていきます。

・商品名 :しぼりたて蜜芋モンブラン ~自社農園のさつまいもを使って~

・価格  :1,000円(税込)

・販売場所:ごはんとだし umamito cafe

(ON THE UMAMI TSUBAME SANJO PORT内)