5Gアクセラ「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」採択スタートアップのGATARI、三菱一号館美術館にて全く新しい美術館の楽しみ方が体験できる音声MR体験コンテンツの実証実験を開始。

Mixed Reality(複合現実)スタートアップの株式会社GATARI(本社:東京都千代田区、代表取締役:竹下俊一、以下「GATARI」)は東京都が推進する「5G技術活用型開発等促進事業」において、2021年8月よりスタートアップを支援する開発プロモーターとして採択されているReGACY Innovation Group株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:成瀬 功一、以下「ReGACY」)の主催する5Gイノベーションを街中実装・事業化を推進するアクセラレータープログラム「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」(以下「本プログラム」)の取り組みの一環として、街中実装パートナーの三菱地所株式会社(以下「三菱地所」)と共同で「5G」を活用した取り組みを進めております。

このたび、ローカル5G環境下での双方向かつリアルタイムでの共体験という全く新しい美術館の楽しみ方を体験できる音声MR体験イベント「参加型ボイスストーリー at 三菱一号館美術館<ヴァロットン展> “黒白の世界で謎の人物の素性を追え”powered by oto rea」を、12月9日(金)~12月23日(金)に実施します。本イベントは、GATARIが開発・提供する音声MRプラットフォーム「Auris」に、乃村工藝社の空間プロデュースの知見を組み合わせた音声MR空間演出サービス“oto rea” を用いており、サービス運用における実証実験も兼ねています。

「SDGs」から考えるこれからのまちづくりにおいて、少子高齢化に伴うバリアフリー機能の充実、多文化共生を実現するための多言語対応など、まちに住む人々の様々なニーズに対応する必要があり、これらすべての実現をハードで街に実装していくには限界があります。
GATARIと三菱地所はこの課題の解決に向け、「Mixed Reality(複合現実)」を活用し、デジタルAR空間データからユーザー一人一人にあった最適な情報をプライベートなデジタルAR空間を介して提供し、リアルでの体験価値・利便性・バリアフリー性を向上させ、「すべての人が安全に安心して暮らし続けていけるまちの実現」に取り組んでおり、これらを実現するための企画の一つとして実施する運びとなりました。

<概要>
現実空間をスキャンしたデジタル空間に、「プライベート」な音声データを配置し、ユーザーに合わせた体験価値を提供するMR体験コンテンツを街中実装。その第1ステップとして、三菱一号館美術館にて、アート作品の世界観を踏襲しながら全く新しい美術館の楽しみ方が体験できる音声MR体験コンテンツを提供します。

<目的>
三菱一号館美術館内に、「プライベート」なデジタルAR空間データを配置し、5G環境下でユーザーに合わせた体験価値を提供するリアルワールドメタバースサービスが街中で実装可能かどうかの検証が本取り組みの実施目的です。
※本実証では同美術館に設置されている三菱地所のローカル5G環境を活用します。
(参考URL:https://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec210720_local5g.pdf)

<詳細>
「参加型ボイスストーリーat 三菱一号館美術館<ヴァロットン展>
“黒白の世界で謎の人物の素性を追え”powered by oto rea 」
日時:12月9日(金)~12月23日(金)
場所:三菱一号館美術館
参加費:無料※事前予約必須(但し、当日有効の展覧会鑑賞券またはMSSサポーターカードが必要)
URL:2022年10月末より、Peatixにて募集開始
*詳細確定次第、https://mimt.jp/event/ でお知らせします。
協力企業:株式会社乃村工藝社

<ストーリー>
気付いたら美術館の中にいた青年。自分が誰なのか、なぜここにいるのか記憶がない。
すると遠くからコツ…コツ…、と謎の男が近づき、なぜか記憶を取り戻す手助けをしてくれる。
そのヒントを元に絵画を見ながら美術館を進み、青年の記憶を一緒に取り戻す体験型ストーリー。
最後のあなたの選択が、青年の運命を左右する。

※リアルワールド・メタバース…Niantic社より発祥の現実世界を起点としたメタバース構想のこと

  • 本アクセラレータープログラム概要

名称:GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO
実施期間:2021年11月10日(水)~2024年3月末(予定)
特設サイト:https://5g-beyond-dimensions.tokyo/