「SDT Edge MLOps」 クラウド接続が無い環境で高精度なAIを現場に展開できるソリューションのベータトライアル開始 ブラウザの操作だけで現場のメンバーがAIの展開を実現可能に

SDT株式会社(本社:神奈川県藤沢市 代表取締役:乾 泰行)は、クラウド接続が無い環境で高精度なAIを現場に展開できるソリューション「SDT Edge MLOps」のベータトライアルを開始したことをお知らせします。
SDTは、製造業の工場などネットワーク環境が整っていないような環境にAIを展開するため、独自のAIモデル開発環境、フローを開発し、複数の会社で品質検査プロセスの画像判定などにソリューションの提供を実現してきました。本ソリューションの本格展開を始めるにあたり、導入に関心のある企業を対象としたベータトライアルを2021年7月~2021年10月の期間で実施します。

■SDT Edge MLOpsの2つの特徴
1. クラウドへの接続無しに機械学習を活用できる
重要情報をクラウドに保存したくないという要望を持つ会社は一定数あり、加えて工場のような環境ではネットワークが整備されていないことが多くあります。SDT Edge MLOpsはネットワーク接続無しでAIを活用できる仕組みを構築することにより、どのような環境下でも使用することが可能となります。

2. ユーザー自身がAI(機械学習)のモデルを構築できる
AIモデルを構築するためには通常データサイエンティストやエンジニアが作業を行わなければなりませんが、SDT Edge MLOpsはこれらの部分を定型化し再利用することにより現場メンバーがブラウザを使いながら画像データをインプットとして自社独自のAIモデルを構築して活用することができます。

■SDT Edge MLOpsの設置イメージ

GPU内蔵のSDTオリジナルサーバーを設置することにより、AIのモデル生成が可能となります。イメージは壁掛けタイプのものです。

■SDT Edge MLOpsの導入効果
・製品の製造工程で発生した不良品の発生種別を、現場メンバーが分析・把握することにより品質向上実現
・外観検査などにおける熟練者の知見やノウハウを知財化
・​今までできていなかった画像の解析を行うことで新たな価値向上

■ベータトライアル概要
期間:2021年7月~2021年10月
対象:AIソリューション導入に関心があり、業務改善を行いたい企業
申し込み方法:下記の専用ページから申し込み
https://forms.gle/kmwQyPsbrBbuvzvy6