依存、生きづらさ、刑務所や少年院出所者の生き直し支援を行う「ワンネス財団」が沖縄で絶滅危惧種指定 “宮古馬” との共生型メディカルハーブプランテーション(薬草ガーデン)を立ち上げ 人にも馬にもやさしい循環型農園を展開し、沖縄の食の伝統を発信しながら薬草で医食同源を体現。

「心身の回復とウェルビーイングな生き直し」を掲げ、依存・生きづらさ・刑務所や少年院出所者の生き直し支援を行う回復・成長支援団体 ワンネス財団 (一般財団法人ワンネスグループ|本部:沖縄県南城市|共同代表:伊藤 宏基、三宅 隆之)は、沖縄拠点近くで沖縄固有種 “宮古馬” のいるメディカルハーブプランテーション(薬草ガーデン)を立ち上げたことを発表いたします。

ワンネス財団は、ウェルビーイングを高める大切な柱のひとつである「食」を沖縄の言葉で「ぬちぐすい(命の薬)」として考え、クライアントに対し独自の食プログラムを提供しながら、広く沖縄の子どもたちの食育や薬食の発信地になることを目指しています。

■世界5大長寿地域"ブルーゾーン"沖縄の生活に息づく「ぬちぐすい」
直訳すると「命の薬」。意味は広く、おいしい料理をいただいた時に満足した気持ちを表すのにも「ああ、ぬちぐすい」と言い、気持ちが明るくなるような体験をした時、心が癒された時にも使われます。

ワンネス財団施設では食を「ぬちぐすい」として考え、日々の食事はもちろん、食を通して心身のウェルビーイングを高める取り組みを展開しています。

■宮古馬との共生型農園メディカルハーブプランテーション(薬草ガーデン)
独自の薬草が多く生息する沖縄では、琉球王朝時代より中国から医食同源の思想を受けたこともあり、「くすいむん(薬になる食べ物)」「しんじむん(煎じ物)」と呼ばれる民間療法的な料理もあります。ワンネス財団では、沖縄の食の伝統を広く知ってもらいたい、薬草で医食同源を体現したいとの想いから、薬草ガーデンプロジェクトを立ち上げました。

▼ワンネス財団 メディカルハーブプランテーション紹介ページ
https://oneness-g.com/eat/

 

  • 絶滅危惧種指定の宮古馬との共生

薬草ガーデンでは、絶滅危惧種に指定された沖縄の固有種である宮古馬を飼育しています。ミネラルたっぷりの薬草を食べた馬の糞を利用して堆肥を作り、ガーデンで利用する循環方のスタイルで馬との共生を目指し、人にも馬にもやさしい農業を展開しています。

 

  • 耕作放棄地の開墾

本プロジェクトは何年間も耕作放棄されていた沖縄の土地を、スタッフで開墾するところからスタート。耕作放棄地で問題とされる雑草の中にも、実は食べられる薬草(沖縄ではサシ草、ナスタリウムなど)が含まれています。薬草ガーデンではもともと生えていたバナナや木・雑草もなるべくそのまま生かして畑を運営し、本来の自然の姿をそのままに、沖縄の原風景を大切にしています。

  • 自然栽培(無農薬・無肥料・無除草剤)

メディカルハーブプランテーションとして、とくに子どもたちには心と体の両方からアプローチし、農業体験を通じて、自然の循環や安心安全な食について学んでもらいたいという考えのもと、自然栽培にもこだわっています。特に畑において重要とされる土づくりにおいては、肥料や農薬、除草剤を使っていない安全な枯草を集め、米ぬかと一緒に土にすき込むことによって、微生物の力を有効活用しながら自然によりそった農法にチャレンジしています。

  • オリジナルブランドでの商品販売

スパイスとして知られるショウガの免疫力アップや身体を温める効果に着目し、琉球ジンジャーの販売、琉球ジンジャーを使った加工品を販売します。
また薬草はブレンドすることで効果効能がアップします。ガーデンで収穫した薬草をブレンドして、ハーブティーや加工品として販売します。